明日への大いなる飛躍をめざして
酪農機械の総合メーカーである弊社は、創業110余年の道のりの大半を、日本の酪農家とその業界に密接な関係を持ちながら歩んでおります。
わが国の酪農は、国民の食生活の高度化、多様化による需要の増大を背景として順調な発展を遂げ、今や米作と並ぶ基本的農業となっていることはご承知の通りでございます。
代表取締役社長
宍戸 一喜
しかしながら、近年の日本の酪農情勢は、酪農家戸数はますます減少の傾向にあり、その一方では酪農経営の規模拡大も進み、労働力の不足や環境問題がクローズアップされてきております。
この難問に向き合い、酪農家の作業労働や資料管理の効率化、いかに省力化を行うかを重要課題として、該当する機械の研究開発に日々努力を重ねています。
特にミルキングパーラー、搾乳ロボット、給餌ロボット、餌寄せロボット、バルククーラー、哺乳用パスチャライザー、糞尿処理などの一連の機械は、日本の酪農業により適した機械、システムであり、世界的コストの競争に打ち勝てるものとして既に大きな成果を上げているところでございます。
今後は新しい課題としてアニマルウェルフェアに特化したフリーストール部材やフィーディング部材、マットレスにも高い関心が寄せられており、ロボット関連商品と共にこれらの商品が酪農のスマート化に提案と貢献していくことは間違いありません。
わが社は、1959年ミルカーの販売以来、酪農家が直面する課題を迅速に解決することを目指し、酪農の近代化、合理化に役立ち様々なニーズにお応え出来る商品を取り揃えてきました。
そして、今後もお客様に寄り添い、それぞれのニーズに合った合理的な商品の提案とサポートを行っていきたいと考えております。
最後に、酪農近代化にフュージョンし、国民の皆様が酪農業のすばらしさに少しでも関心を寄せ、日本の誇る酪農業を国民全体で支え発展させることに寄与する一員でありたいと思っております。
何卒、関係各位のご協力ご支援を賜りますようお願い申し上げます。